この記事では、「安堵する」と「胸を撫で下ろす」の違いを分かりやすく説明していきます。
「安堵する」とは?
「安堵する」とは、気がかりなことがなくなり安心することを意味します。
気になることがあり気が張っていた中、その気になることが解消され緊張から解放されることが「安堵する」です。
簡単に言えば「安心する」や「一安心する」「ほっとする」「気が休まる」「落ち着く」といった状況が「安堵する」になります。
また、「安堵する」の「安堵」の対義語は、危ぶみ恐れることを意味する「危惧」です。
「胸を撫で下ろす」とは?
人は緊張したとき、安心したとき、不安に思うときなど、ことあるときに胸に手を当てます。
「胸を撫で下ろす」の場合の「胸」も体にある「胸」を意味し、心配していたことが解決しホッとする様子を意味する言葉になります。
心配事で胸がドキドキしていた場合、そのドキドキがなくなり手で胸を撫で下ろしホッとする行為や深呼吸をする行為が「胸を撫で下ろす」ことになります。
簡単に言えば「安心する」や「一安心」「ホッとする」「ホッと一息する」などといった状況が「胸を撫で下ろす」になります。
「安堵する」と「胸を撫で下ろす」の違い
「安堵する」と「胸を撫で下ろす」の違いを、分かりやすく解説します。
「安堵する」と「胸を撫で下ろす」の意味は、どちらも「安心する」です。
同じ意味を持つ言葉となり、それぞれの言葉を置き換え使用することも可能です。
「安堵する」の例文
・『無事に子どもの受験も終わり夫婦ともに安堵する』
・『自分が企画したイベントを無事に終えることができ安堵する』
「胸を撫で下ろす」の例文
・『家族全員の無事を確認し胸を撫で下ろした』
・『再検査の結果、異状なしとわかり胸を撫で下ろしました』
まとめ
以上のように、「安堵する」と「胸を撫で下ろす」は同じ意味を持つ言葉です。
そのため、同じ意味として、どちらを使用しても問題はありません。