この記事では、「キルト」と「キルティング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「キルト」とは?
「キルト」はおしゃれな生地と綿をかみ合わせて、縫い合わせた生地をいいます。
表と裏の中間に、ふわふわのコットンが入っているので厚みがあります。
合わせる布やプリントによって、自由に表情が変わっていくので、作り合わせる楽しみも。
その人の個性を出せる、世界にひとつの布織物です。
ボリュームがありますが内側は綿なので、うす掛けの布団のように軽くて持ち運びも便利です。
1枚の布ではないので破れにくく、通学や通園バッグの素材にも活用できます。
体育館用シューズ入れ、ベットカバー、お弁当用のミニバッグなど自由に世界が広がります。
「キルティング」とは?
手芸雑誌によく出てくる「キルティング」。
布と布の間に毛糸やコットンを入れ込む、あたらしいやり方をいいます。
3層構造になっているので保温効果もあって、温かみがあります。
内側に入れる素材を変えれば、スポーツウェアにも大変身。
寒い季節もポカポカに導いてくれるので、アパレルブランドの多くが採用しているステッチ法です。
「キルト」と「キルティング」の違い
「キルト」と「キルティング」の違いを、分かりやすく解説します。
「キルティング」とは、表地と裏地の間に、別の素材を差し入れる方法をいいます。
こうして作られた生地を「キルト」と呼んでいます。
「キルト」の例文
・『パッチワークとキルトの本を買った』
・『キルト生地で、お稽古用のバッグを作った』
「キルティング」の例文
・『キルティング用の生地を探した』
・『丁寧にキルティングしたので、思い通りの仕上がりになった』
まとめ
「キルト」と「キルティング」の違いをお伝えしました。
「キルト」は綿などをはさんだ、分厚い生地をいいます。
そして「キルティング」は布の加工法を指します。
違いを知って、クラフトの世界を楽しんでください。