「どんどん」と「だんだん」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「どんどん」と「だんだん」の違いとは?違い

この記事では、「どんどん」「だんだん」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「どんどん」とは?

今の状況がめまぐるしく変わる様子を表す言葉を「どんどん」といいます。

「どんどん水が流れてくる」といえば、大雨が降ってくると川が増水して速くなっていく状況を表すのです。

他にも、「どんどん人が流れてくる」といった言い方すれば花火大会が始まる会場に見物客が来る様子を表します。

このように、物の勢いが速く進む様子を意味する言葉です。


「だんだん」とは?

ゆっくり形状が変化していく様を表す言葉が「だんだん」です。

急にではなく、次第に物事が変化していく人の流れであったり、色が変化していく様を表します。

例えば、「長方形がだんだん正方形に変わる」というように、形状が変わる様子を伝えられる言葉です。

他にも「川の流れがだんだん速くなってきた」という使い方して、その場の状況を分かりやすく伝えられます。


「どんどん」と「だんだん」の違い

「どんどん」「だんだん」の違いを、分かりやすく解説します。

絶え間なく人並みが流れてきたり、液体の量が増えていく様子を表すのが「どんどん」です。

「池にどんどん雨水が流れ込む」というように、速いスピードで液体が流れ込む状況を伝えられます。

もう一方の「だんだん」は流れや動き、形、色といったものがゆっくり変わっていく様を伝えられる言葉です。

「だんだん眠くなる」といえば、ゆっくり眠気に包まれていく状態を表します。

「どんどん」の例文

・『山の上からどんどん土砂が流れてくるので怖い』
・『どんどん後から押し寄せる人並みに飲み込まれそうになる』

「だんだん」の例文

・『日本列島へ近づくにつれて台風がだんだん大きくなってきた』
・『午後になると雨雲がだんだん増えてきて、空が暗くなってきた』

まとめ

今の状況が変わっていく様子を表す言葉を2つ取り上げましたが、どのように変化するか目を向けて、意味が通じるように使ってみましょう。

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