この記事では、「ずっと」と「一生」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ずっと」とは?
「ずっと」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「他のものと比べてはるかに違いがある様子」という意味です。
2つ目は、「同じ状況が長く続いている様子」という意味です。
3つ目は「ある範囲内に、残すところなく働きかける様子」という意味です。
4つ目は「ためらわずにそのまま動く様子」という意味です。
「ずっと」の言葉の使い方
「ずっと」は副詞として「ずっと大きい・小さい」「ずっと雨が続く」「ずっと探し回る」などと使われます。
語源は「ずいと」という古語で、「力を入れて勢いよく動く様子」「一つ残らず全体にわたる様子」「愛想なくすましている様子」という意味です。
ここから転じて、「他のものと比べてかけ離れている様子」という意味でも使われる様になりました。
下で紹介する「一生」の類語として使われる場合、「同じ状況が長く続いている様子」という意味で、いつまでという基準はありません。
「一生」とは?
「一生」は「いっしょう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「生まれてから死ぬまでの間」という意味です。
2つ目は、「やっと生き延びること」という意味です。
3つ目は「生きている間に一度しか巡って来ない様な重大なこと」という意味です。
「一生」の言葉の使い方
「一生」は名詞として「幸せな一生を送る」「一生後悔する」「九死に一生を得る」などと使われます。
「一」は「ひとつ」「ひとまとまり」という意味、「生」は「い(きる)」とも読み「生まれる」「命」「命ある間」という意味、「一生」で「ひとつの命がある間」から転じて「二度とない重大な事柄」という意味でも使われます。
「ずっと」と「一生」の違い
「ずっと」は、「同じ状況が長く続いている様子、いつまでという基準はない」です。
「一生」は「ひとつの命がある間」です。
まとめ
今回は「ずっと」と「一生」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。
