「すごく」と「とても」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「すごく」と「とても」の違いとは?違い

この記事では、「すごく」「とても」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「すごく」とは?

かなり大きい、広さがあるという状況を伝える言葉が「すごく」です。

副詞的に伝える言葉であり、「すごく大きな雲を見た」といったように、衝撃を受ける光景を目にしたとき、自分が感激を受けた気持ちを強調して伝えます。

「すごく汚い車に追い越された」ともいい、通常よりも汚れた状態のまま速く走行する乗り物に驚きと恐怖の感情を込めて伝えるのです。


「とても」とは?

感動するほど美しい光景を見たとき、「とても」を先につけて伝えます。

「とても美しい川で泳いだ」といい、気持ち良く泳げる場所であると伝えられるのです。

「とてもきれいな女優と握手した」といえば、一般の女性よりも顔が美しい人を指し、感動する気持ちを表します。

また、「とても元気な鳥だ」なら、いかによく動き回る様子の生き物か伝えられる言葉になるわけです。


「すごく」と「とても」の違い

ここでは「すごく」「とても」の違いを、分かりやすく解説します。

かなり状況がはなはだしいと感じる状況を表すのが「すごく」です。

すごいという言葉の形容詞であり、もう大変という意味で物事の大きさや広さを表したり、汚いと思う状況を表します。

もう一方の「とても」はかなり美しいと感じるものや光景について感動する気持ちを伝えられる言葉です。

「とても」より「すごい」と言った方が驚く状況を伝えられます。

「すごく」の例文

・『公園に行くと、すごく元気な爬虫類を見て驚いた』
・『すごく汚れた作業服を着たおじさんが道路に倒れていた』

「とても」の例文

・『とても美しい草笛を吹く姉の姿が脳裏から離れない』
・『とても綺麗な帯が飾ってあったので店に入ってみた』

まとめ

3つの平仮名から構成されている言葉ですが、使い方を変えるだけでその状況や状態がいかに普通ではないか注目して使ってみるといいでしょう。

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