「忙しい」と「バタバタする」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「忙しい」と「バタバタする」の違いとは?違い

この記事では、「忙しい」「バタバタする」の違いを分かりやすく説明していきます。

「忙しい」とは?

忙しいとは、するべきことが多くて暇がないことをいいます。

「いそがしい」と読みますが、「せわしい」と読むこともあります。

「せわしい」の場合には、気持ちが落ち着かないほど色々なことをしている様子を表しています。

忙しいの語源は「急ぐ」という動詞で、「いそぐ」から「いそがし」に変化し「いそがしい」という形容詞になったとされます。


「バタバタする」とは?

バタバタするとは、慌ただしいさまを表している言葉です。

忙しかったり落ち着かなかったりする様子を表しています。

バタバタは人が手足を動かす様子を表す擬音語で、何かを行うことを意味する「する」を付けて「バタバタする」という言葉になりました。

バタバタは、何かが倒れる様子を表す擬音語でもあります。

バタバタするは日常会話ではよく使われますが、カジュアルな表現なのでビジネスなどフォーマルな場には相応しくありません。


「忙しい」と「バタバタする」の違い

忙しいもバタバタするも、やるべきことに追われている様子を表す言葉です。

バタバタするには忙しいという意味がありますが、動き回っているというニュアンスも含まれています。

また、バタバタするはカジュアルな言葉なので、フォーマルな場ではあまり使われません。

忙しいはフォーマルな場でも使用することができます。

「忙しい」の例文

・『イベントが終わるまでは忙しい日々が続くだろう』
・『年度末は1年で1番忙しい時期だ』

「バタバタする」の例文

・『今はちょっとバタバタしているので後で連絡するよ』
・『些細なトラブルでもバタバタするので気を付けたい』

まとめ

忙しいもバタバタするもやるべきことに追われている状況を表しています。

バタバタするには、忙しいという意味に加え落ち着きなく動き回っているというニュアンスも含まれます。

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