この記事では、「飽き飽き」と「うんざり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「飽き飽き」とは?
飽き飽きは、あきあきと読むのが正解な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、あきるという意味を持っている飽きの文字を、続けて使用する事で成立した言葉となっています。
だからこそ飽き飽きは、くど過ぎたり十分過ぎてうんざりしてしまっている事を表すのです。
より具体的には、同じ事が何度も何度も続いたり、繰り返されたりして嫌になる様子を表現した言葉となっています。
「うんざり」とは?
うんざりは、同じ状態が続いて嫌気がさすという意味の倦むに、ある状態になるという意味のずありの文字を組み合わせる事で完成した言葉です。
そのためうんざりは、物事に飽きが生じてとことん嫌になる事を示します。
他には、期待が外れてしまい、がっかりする事といった意味にも用いられる言葉です。
「飽き飽き」と「うんざり」の違い
「飽き飽き」と「うんざり」の違いを、分かりやすく解説します。
飽き飽きとうんざりの文字表記を並べて比較してみると、使用している文字も読み方も全然違っている事に気付けます。
所がどちらも、飽きて嫌気がさすといった同じ様な意味を所有しているのです。
お陰で使い分けを意識すると、どちらの言葉を選択すべきかで迷う人もいます。
とはいえ、表現する意味のニュアンスには幾分違いもあるので、そこを理解する事が大事です。
ちなみに飽き飽きの方が、より同じ事の繰り返しでうんざりしている、という意味を強調しています。
まとめ
2つの言葉は使用している文字も読み方も、特に似てはいません。
ですがどちらも、飽きて嫌になる、という同じ意味合いを有しているので、混同する恐れはないとは言えなかったりするのです。
ただし同じ様な意味でもニュアンスには、相違点を見出す事も出来ます。
何故なら比べてみると、飽き飽きの方がより一層、同じ事の繰り返しが原因で嫌気がさした、という理由が込められているからです。
