「ケツカッチン」と「忙しい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ケツカッチン」と「忙しい」の違いとは?違い

この記事では、「ケツカッチン」「忙しい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ケツカッチン」とは?

この先、仕事が立て込んで入っているので、人と電話している余裕がないという意味がある言葉を「ケツカッチン」といいます。

自由な時間もなく、お腹は空いていても食べる余裕すらなくて困った状態を指す言葉です。

元々は1990年代にドラマの撮影している現場で仕事が終わったときケツといい、カチンコという小道具を鳴らして知らせていました。

このことから、「今日の仕事は19時でケツカッチンになります」といった使い方します。


「忙しい」とは?

やることが多すぎて時間がないと伝えるときに使う言葉が「忙しい」【いそがしい】です。

座っていられないほどせわしく駆け回り、食事もゆっくりできない状態を指します。

例えば、普段は1時間に1件の電話注文なのに、多くの人が休みになる週末は5、6件と入ってくるので、動き回る必要があるのです。

他には、多くの人が来る遊園地を開ける時間帯にだけ「忙しく対応する」必要性があります。


「ケツカッチン」と「忙しい」の違い

「ケツカッチン」「忙しい」の違いを、分かりやすく解説します。

仕事の後にも予定が入っているほど忙しい状況を伝えるのが「ケツカッチン」です。

昭和の頃にテレビ業界で使われていた言葉であり、「ケツカッチンで飲みに行けない」と職場の人や友人に対して少し笑いを取り入れては伝えます。

もう一方の「忙しい」は、多くの注文が入る時間帯であったり、祝日には早く動き回る行動を指す言葉です。

1人で対応するのは難しいので、店員を多く入れて対応しなければ対応するのは難しい状態になります。

「ケツカッチン」の例文

・『○○さん、18時もケツカッチンなので今日はごめんなさい』
・『あと1時間でケツカッチンになりますので、早く撮影を終わらせましょう』

「忙しい」の例文

・『日曜日なので、外国人客が多く来るため朝から準備が忙しい』
・『忙しいので、家族を呼んで料理作りを手伝ってもらった』

まとめ

意味が似ている言葉ではありますが、昭和の頃に使われていた業界用語と、今だ日常会話で使われていると覚えておき、場面によって自分なりに使うといいでしょう。

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