「ぐちゃぐちゃ」と「ごちゃごちゃ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ぐちゃぐちゃ」と「ごちゃごちゃ」の違いとは?違い

この記事では、「ぐちゃぐちゃ」「ごちゃごちゃ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ぐちゃぐちゃ」とは?

「ぐちゃぐちゃ」には、濡れてしまい形が崩れたりしているさま。

不満や愚痴などを何度も言うさま。

物事が混乱してきちんとしていないさま。

といった意味があります。

「紙が濡れてぐちゃぐちゃになる」の場合、紙が濡れてしまい柔らかくなり形が崩れていることを意味します。

また、「ぐちゃぐちゃと文句を言う」の場合は、しつこく文句を言っていることを意味し、「頭の中がぐちゃぐちゃになる」の場合は、頭の中が混乱している様子を意味します。


「ごちゃごちゃ」とは?

「ごちゃごちゃ」には、いろいろな物が秩序なく入りまじっていて雑然としているさまといった意味があります。

例えば、「おもちゃ箱の中がごちゃごちゃだ」の場合、おもちゃ箱の中に色々な種類のおもちゃが入っていて何が入っているかわからない状態を意味します。

また「配線がごちゃごちゃ」の場合、複数の配線が絡まり合い雑然としている様子を意味します。


「ぐちゃぐちゃ」と「ごちゃごちゃ」の違い

「ぐちゃぐちゃ」「ごちゃごちゃ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ぐちゃぐちゃ」は、あるべき姿ではなく何らかの理由でその形が崩れていることを意味します。

一方、「ごちゃごちゃ」は、そのもの自体の形が崩れているのではなく、必要以上に多くあることで雑然としている様子を意味します。

「ぐちゃぐち」の例文

・『雨でカバンが濡れてしまい、中に入っていた資料が濡れてぐちゃぐちゃになった』
・『上司から色々と言われて頭の中がぐちゃぐちゃです』

「ごちゃごち」の例文

・『彼の机の引き出しの中は、いつもごちゃごちゃです』
・『100円グッズを使ってごちゃごちゃのタンスを整理整頓しました』

まとめ

一見、同じ状況のように思われる「ぐちゃぐちゃ」「ごちゃごちゃ」ですが、以上のように明確な違いが存在します。

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