この記事では、「無期雇用」と「正規雇用」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無期雇用」とは?
「無期雇用」は「むきこよう」と読みます。
意味は「派遣社員・契約社員・パートなど、雇用形態は変わらず、契約期間を定めない労働契約のこと」です。
契約満了により辞めさせられる必要がなく、企業が定める年齢まで働けます。
「無期雇用」の言葉の使い方
「無期雇用」はビジネス用語として使われます。
「無期」は「一定の期限がないこと」という意味、「雇用」は「雇われた側が労働を提供し、雇った側が報酬を支払うことを約束する契約」という意味、「無期雇用」で「期限を定めず、労働者と雇用者が結ぶ労働契約のこと」になります。
基本的に、雇用形態と給与・勤務時間は変わらないことが多くなります。
「正規雇用」とは?
「正規雇用」は「せいきこよう」と読みます。
意味は、「企業と正社員として労働契約を結ぶこと」になります。
雇用期間に定めがなく、長く勤めれば昇給や賞与支払いなどがあります。
「正規雇用」の言葉の使い方
「正規雇用」はビジネス用語として使われます。
「正規」は「正式な決まりに基づいていること」という意味、「雇用」は「雇われた側が労働を提供し、雇った側が報酬を支払うことを約束する契約」という意味、「正規雇用」で「企業が正式に社員として結ぶ労働契約のこと」になります。
基本的に、昇給・賞与・有給休暇などがあり、労働基準法で守られている為に簡単に辞めさせられることはありません。
「無期雇用」と「正規雇用」の違い
「無期雇用」は「期限を定めず、労働者と雇用者が結ぶ労働契約のこと」です。
「正規雇用」は「企業が正式に社員として結ぶ労働契約のこと」です。
「無期雇用」の例文
「無期雇用」の例文は以下の通りです。
・『無期雇用の派遣社員になる』
・『年齢的に正社員は無理なので無期雇用を選ぶ』
「正規雇用」の例文
「正規雇用」の例文は以下の通りです。
・『正規雇用なのでボーナスが期待できる』
・『生活を安定させる為に正規雇用の仕事を探す』
まとめ
今回は「無期雇用」と「正規雇用」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。