この記事では、「EP盤」と「LP盤」の違いを分かりやすく説明していきます。
「EP盤」とは?
EP盤のEPとは、Extended Playingの頭文字を取った略語となっています。
えーぴーばん或いは、いぴばんと読まれる言葉であり、レコード盤の種類の1つを示す言葉です。
より具体的には、シングルよりも収録曲が多く、アルバムよりも収録曲が少ないレコード盤の事を、EP盤と呼んでいます。
シングル盤とは同じ大きさであるものの、片面に大体2、3曲程度収録されたレコード盤の事を示すのです。
「LP盤」とは?
LP盤は、えるぴーばんと読まれる言葉となっています。
LP盤のLPとは、Long Playingのそれぞれの頭文字を取って略した言葉であり、レコード盤の種類の1種を表すのです。
Long Playingの名前が表現する通り、長時間の収録が可能なレコード盤の事となっており、片面で30分、両面合わせて1時間分の曲を収録可能なレコード盤となっています。
更にLP盤は収録可能な時間が長い分だけ物理的に大きく、直径が30センチ程あるのです。
「EP盤」と「LP盤」の違い
EP盤とLP盤の文字表記を並べて見比べを実施してみると、最初の文字がEとLという違いがある事に直ぐに気付けます。
所がその他の3文字は同じであり、どちらもレコード盤の種類を表現する言葉です。
とはいえ特徴に違いがあり、EP盤は直径17センチで、片面で5分から8分程収録出来るレコード盤を示します。
もう一方のLP盤は、直径が30センチで片面で30分収録可能なレコード盤を表すのです。
まとめ
2つの言葉には共通する文字が多くあるだけでなく、どちらもレコード盤の種類を指し示す言葉となっています。
ただし同じレコード盤でも明確な違いもあり、EP盤は直径が7インチで、片面で5分から8分程度収録されるレコード盤です。
対するLP盤は、直径が12インチと大きく、片面で30分、両面合わせて1時間程収録可能なレコード盤となっています。