この記事では、「論理的」と「感覚的」の違いを分かりやすく説明していきます。
「論理的」とは?
「論理的」は「ろんりてき」と読みます。
意味は、「ものごとを、きちんと筋道を立てて考える様子」という意味です。
人に説明して納得してもらえる様に、矛盾なく筋が通った考え方をすることを表します。
「論理的」の言葉の使い方
「論理的」は名詞・形容動詞として「論理的だ・である」「論理的に考える」などと使われます。
「論」は「あげつら(う)」とも読み「筋道を立てて述べる」「事の是非を述べたてる」という意味、「理」は「ことわり」とも読み「玉を磨いたときに現れる筋のある模様」から転じて「ものごとに備わった筋道」という意味、「的」は名詞に付き、「その様な性質を持ったもの」という意味、「論理的」で「ものごとに備わった筋道に沿って述べる性質があること」になります。
「感覚的」とは?
「感覚的」は「かんかくてき」と読みます。
意味は「理性ではなく、心や体で感じたことに沿って行動する様子」という意味です。
ものごとの道理や根拠ではなく、今自分がどう思うか、何を感じるかを大切にすることを表します。
「感覚的」の言葉の使い方
「感覚的」は名詞・形容動詞として「感覚的だ・である」「感覚的な表現」などと使われます。
「感」は「外部の物に触れて生じる心の動き」という意味、「覚」は「おぼ(える)」とも読み「外から来るものに触れて意識が生じる」という意味、「的」は「その様な性質を持ったもの」という意味、「感覚的」で「外部のものに触れて心が動き、それだと気づく性質があること」になります。
「論理的」と「感覚的」の違い
「論理的」は「ものごとに備わった筋道に沿って述べる性質があること」です。
「感覚的」は「外部のものに触れて心が動き、それだと気づく性質があること」です。
まとめ
今回は「論理的」と「感覚的」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。