「非対応」と「不対応」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「非対応」と「不対応」の違いとは?違い

この記事では、「非対応」「不対応」の違いを分かりやすく説明していきます。

「非対応」とは?

「非対応」の意味は現在対応していないこと。

そして、今後も対応する予定もないことです。

「非対応」「非」は、「あらず」「〜ではない」といった否定を表す助字です。

「非対応」の場合、物事に対し応じた状態になっていないことを意味し、その状況は今後も変わらないといった意味を持つ言葉になります。

そのため、「非対応」と言われた場合は現在だけではなく、今後も対応することはない可能性が高いと思わなければなりません。


「不対応」とは?

「不対応」の意味は現在対応していないです。

「不対応」「不」には、「〜でない」「〜しない」の打消しの助字です。

あくまでも、現時点の状況を意味する言葉となり、現時点では対応していないことを意味する言葉になります。

つまり、今後のことについては、今後も対応できない場合もあれば対応可能になる場合もあるということになります。


「非対応」と「不対応」の違い

「非対応」「不対応」の違いを、分かりやすく解説します。

「非対応」「不対応」が持つ共通の意味は現時点では対応していないという点です。

そのうえで、今後の流れについて違いのある「非対応」「不対応」

「非対応」の場合は今後も対応可能になることはありませんが、「不対応」の場合は現時点でのみ対応できないことを意味するため、今後は対応可能になる可能性があります。

この点について2つの言葉には違いがあります。

「非対応」の例文

・『誤って、自宅にある機種の非対応機種を買ってしまいました』
・『レンジ非対応の容器とは知らずにレンジで温めてしまいました』

「不対応」の例文

・『この機種は不対応と言われたが、今後、対応可能になることを期待したい』
・『彼の要求に対しては不対応の態度を取ることに決めました』

まとめ

以上のように、現在だけのことなのか。

それとも、今後、対応可能になる可能性があるのか。

その点において違いのある2つの言葉になります。

違い
違い比較辞典