この記事では、「いらしてください」と「お越しください」の違いを分かりやすく説明していきます。
「いらしてください」とは?
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、来るや行く、居るの尊敬語である、いらっしゃるを略した語である、いらしての文字に、相手の行為とか動作を促進する語であるくれの丁寧語である、くださいの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそいらしてくださいは、来て欲しいという意味を表すのです。
相手に丁寧に、来て欲しい旨を伝える言葉ですが、ビジネス上では上司の様な社内の人に向けて使う言葉となっています。
「お越しください」とは?
お越しくださいは、おこしくださいと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、他人が行く事や来る事の敬語である、お越しの文字に、行為等をお願いする丁寧語である、くださいの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事からお越しくださいは、来て下さい、という意味を表すのです。
こちらも丁寧に相手に来る様にお願いする言葉ですが、ビジネスシーンでは、取引相手の様に社外の人間に対して用いる言葉となっています。
「いらしてください」と「お越しください」の違い
いらしてくださいとお越しくださいの文字表記を比べてみると、いらとてに、お越という文字の違いがある事を発見可能です。
所がその他の文字は共通しており、どちらも相手に丁寧に、来て欲しいと要請する際に使用される言葉となっています。
とはいえビジネスシーンでは、いらしてくださいは、主に上司の様な社内の目上の人物に対して使われているのです。
一方のお越しくださいは、取引相手の様に社外の人物に対して用いられています。
まとめ
2つの言葉には共通する文字があるだけでなく、どちらも、来てくださいという意味を所有する言葉同士です。
どちらも丁寧にお願いする言葉ですが、ビジネスシーンでの使い方に違いがあります。
ちなみにいらしてくださいは、社内の人間に対して使用されている言葉です。
対するお越しくださいは、社外の人間に対して用いる言葉となっています。
