この記事では、“turn on”と“switch on”の違いを分かりやすく説明していきます。
「turn on」とは?
“turn on”の主な意味は3つあります。
1つめは、~のスイッチを入れるです。
テレビをつけるためには、スイッチを押さなければなりません。
このスイッチを押すことを、スイッチを入れるともいいます。
スイッチは、電子機器・機械にたいていついています。
テレビ、洗濯機、扇風機、エアコン、パソコンなどにあります。
こういったもののスイッチを入れることを意味しています。
2つめは、議論や関心などが移るです。
Aという話をしていたのに、Bという話に変わるなどを意味しています。
3つめは、人に突然襲いかかる、激しく非難し始めるです。
人に突然襲いかかるとは、予想をしていなかったのに攻撃されることです。
逆切れされると、こういった状態になることがあります。
「turn on」の使い方
スイッチを入れるの意味で使われることが多いです。
他動詞として使われ、他の語を伴って使用します。
たとえば、“turn the lights on”とすると、明かりをつけるという意味になります。
「switch on」とは?
“switch on”には2つの意味があります。
1つめはスイッチを入れるです。
電子機器・機械のスイッチをオンにすることを意味しています。
やる気のスイッチなどの「スイッチ」ではありません。
電子機器・機械のスイッチを入れると、これらが動き出します。
たとえば、照明のスイッチを入れれば明かるくなり、テレビのスイッチを入れれば映像が映し出されます。
もう一つの意味は、人を情報や流行などに敏感にさせるです。
敏感に「なる」ではなく、敏感に「させる」と、受け身の形になっています。
ある事柄や人によって、敏感な状態になるように働きかけられていることを意味しています。
情報の影響を受けやすい人がいます。
雑誌やテレビなどで○○が流行っていると聞くと、すぐに○○を購入するなどの行動をとる人です。
こういった人は、情報や流行に敏感にさせられているといえます。
「switch on」の使い方
スイッチを入れるの意味で使用されることが多いです。
自動詞としても、他動詞としても使われます。
“switch on”の後にスイッチを入れるものの名称をつけると、その物のスイッチを入れるという意味になります。
「turn on」と「switch on」の違い
スイッチを入れるという意味が共通しています。
違いは、自動詞なのか他動詞なのかです。
“turn on”は他動詞として使われ、“switch on”は自動詞としても他動詞としても使われます。
それぞれの言葉はこれ以外の意味も持っており、その意味は共通していません。
まとめ
2つの言葉はスイッチを入れるという意味が同じですが、自動詞・他動詞という点に違いがあります。