「順風満帆」と「一路順風」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「順風満帆」と「一路順風」の違いとは?違い

この記事では、「順風満帆」「一路順風」の違いを分かりやすく説明していきます。

「順風満帆」とは?

なんら問題がなく、順調に物事が進められている状態を「順風満帆」【じゅんぷうまんぱん】といいます。

「弟夫婦は順風満帆に見える」といえば、喧嘩もせず、幸せな家庭を築いているので安心する気持ちを表せる言葉です。

言葉の由来は、帆に追い風を受けて快調に前へ突き進むところから思い描いていた通りに事が進む状況を表します。

このように、仕事も恋愛においてもうまくいっている人生はまさに「順風満帆」なのです。


「一路順風」とは?

順調に物事が運ぶという意味で使われているのが「一路順風」【いちろじゅんぷう】です。

追い風が順調に船の帆に当たっては一直線に事故もなく進む様子からきている言葉であり、人が旅に出るときや、トラックで荷物を運搬するといった場面で安全を祈願して掛ける言葉でもあります。

職場では予定通りに作業も終わったとき「この仕事も一路順風だ」と安堵感を込めて使う言葉です。


「順風満帆」と「一路順風」の違い

「順風満帆」「一路順風」の違いを、分かりやすく解説します。

この先、人生に不安な問題が起きず、安心して順調に進むことを「順風満帆」といいます。

このようなところから、仕事でも問題なく順調に進んでいる状況のとき「順風満帆に会議は進んでいる」と使うのです。

もう一方の「一路順風」は道中で事故や怪我、病気にならないように向うべき場所へと到着するように声をかけます。

また、予定通り問題なく仕事ができたときも使われている言葉です。

「順風満帆」の例文

・『結婚から十年経った今でも夫婦関係は順風満帆に送れている』
・『4回裏までは負けていたが、その後は順風満帆な展開となった』

「一路順風」の例文

・『予定していた通りに家も建てられて一路順風だ』
・『新幹線で祖母の家に行く娘の一路順風を願って見送る』

まとめ

四字熟語には言葉の由来が似たものがあります。

この言葉の意味を調べて、どのようなときに使えばより上手く使いこなせるか、学んでみるといいでしょう。

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