「順不同」と「同順」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「順不同」と「同順」の違いとは?違い

順序に関係する言葉として「順不同」「同順」があります。

それぞれ何を意味しているのでしょうか。

この記事では、「順不同」「同順」の違いを分かりやすく説明していきます。

「順不同」とは?

「順不同」とは、「順序がきちんと揃っていないこと」を意味する言葉です。

一定の順序に揃っておらずバラバラであるさまを表します。

「順序不同」の略語で「不同」は同じでなく揃っていないことを表します。

順序が揃っていない不揃いなさまを表しますが一般的には名前を読み上げる時に役職や年齢など特定のルールに基づいた順序で並べていない、あるいはふられている番号通りに問題を解いていかないなど順序を気にせずあえて揃えないまま進める場合に用いられる表現です。


「同順」とは?

「同順」とは、「順序が同じこと」を意味する言葉です。

異なる物事であっても順序が同じなさまを意味します。

その都度順序を決めて並び替えるのではなく最初に決めた順序で複数の物事をこなすなど、条件や対象が異なっても順序は変えずに同じである場合に用いられる表現です。


「順不同」と「同順」の違い

「順不同」「同順」の違いを、分かりやすく解説します。

「順不同」は順序が守られておらずバラバラなのに対し「同順」は順序が守られている状態でその順序と同じであることを表します。

「順不同」は順序が不揃いである状態そのものを表しますが「同順」は一定の順序が他の時と比べて同じであるさまを表すので基準となる順序が存在する場合のみに使える表現です。

ある順序を決める時に「順不同」という場合は特に順序を指定せずバラバラの好きな順序に並んでいいことを意味します。

「同順」という場合は前回並んだ時の順序や今現在並んでいる状態など基準となる順序と同じように並ぶことを求めています。

「順不同」の例文

・『順不同で紹介します』
・『順不同で並んでいた棚の本を正しい順番に並べ替えた』

「同順」の例文

・『前回と同順でお願いします』
・『身長と体重の測定順は同順だ』

まとめ

「順不同」「同順」では表している順序の内容が全く異なります。

どのような順序なのか正しく理解しておきましょう。

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