この記事では、“might”と“may”の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
それでは“might”の意味から見てみましょう。
「might」とは?
最初に“might”の意味をご説明致します。
“might”とは、“may”の過去形にあたります。
基本的に、「したかもしれないが~」や「してもよいのだろうか~」、「一体どうなるだろう」などを指します。
他の表現として、「するかもしれないが~」、「してもいいのならば~」という表現になります。
「may」とは?
次に“may”の意味を解説していきます。
“may”の場合は、肯定文として使います。
したがって、「してもよろしい」や「もっともだろう」という感じで使うのです。
また、「おそらく~だろう」、「しても差し支えない」という表現もできます。
「might」と「may」の違いとは?
ここでは“might”と“may”の違いを取り上げてみましょう。
“might”の場合は“may”の、過去形になります。
よって、「するかもしれない~」や「していいだろうか~」などの表現に使うことが多いです。
“may”の方は、肯定文で使います。
「よろしい」や「するべきであろう」という風に使います。
他には、「ならば~だろう」、「妥当だろう」という表現を使うことも可能なのです。
「might」を使った例文
ここでは“might”を使った例文を書いていきます。
・『If I was young, I might have been in Tokyo』(若かったら、上京していたかもしれないな)
・『If I had been studying for a long time, I might have been excellent』(昔から勉強していたら、優秀になっていたかもしれない)
・『After practicing the computer, I might have been able to do it』(パソコンを練習したら、できるようになっていたかもしれない)
・『If he was born in a different era, he might have been a Zero Fighter pilot. 』(生まれた時代が違っていたら、零戦パイロットになっていたかもしれない)
・『If he was a little more kind, he might have liked it』(もう少し彼が優しかったら、好きになっていたかもしれない)
「may」を使った例文
最後の項目においては、「may」を使った例文を書きます。
・『You may get along, but it won’t lead to business』(仲良くなれるかもしれないが、ビジネスには結びつかないだろう)
・『His food may be delicious, but he has no heart』(彼の料理は美味しいかもしれないが、心がない)
・『Maybe a good doctor, but I don’t really like him』(優秀な医者かもしれないが、あまり好きな性格ではないな)
・『May I train』(訓練してもよろしいだろうか)
・『Maybe a storm』(おそらく嵐になるかもしれない)
まとめ
まとめとして“might”とは、基本的に、「●●かもしれない」や「したかもしれない~」という具合で使います。
“may”とは、肯定文で使います。
「よろしい」や「よろしいだろうか」、「もっともだ」という具合です。