「自己憐憫」と「自己嫌悪」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「自己憐憫」と「自己嫌悪」の違いとは?違い

この記事では、「自己憐憫」「自己嫌悪」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自己憐憫」とは?

「自己憐憫」「じこれんびん」と読みます。

意味は、「自分で自分のことをかわいそうだと思い、落ち込んだ気分になること」です。

周囲の人の反応や自分の置かれた環境などに敏感になり、自分だけが恵まれていないと思い込む性質の人のことです。


「自己憐憫」の言葉の使い方

「自己憐憫」は名詞として「自己憐憫に浸る」「自己憐憫の嘆き」などと使われます。

「自己+憐憫」で成り立っている四字熟語で「自己」「自分自身」という意味、「憐憫」「かわいそうだと思い、あわれむこと」という意味、「自己憐憫」で、「自分自身をかわいそうだと思い、あわれむこと」になります。

基本的に、周囲からは全くそう見えないのに、自分だけ不幸だ、不幸だと思い込んで悲しい気持ちになる様子に使われます。


「自己嫌悪」とは?

「自己嫌悪」「じこけんお」と読みます。

意味は「自分で自分のことが憎くて仕方ないと思い、不快な思いでいっぱいになること」です。

自分に自信がなくなり、容姿や性格、人生などが全て嫌になり、追い詰められた状態になることを表します。

「自己嫌悪」の言葉の使い方

「自己嫌悪」は名詞として「自己嫌悪する・した」「自己嫌悪に陥る」などと使われます、「自己+嫌悪」で成り立っている四字熟語で「自己」「自分自身」という意味、」「嫌悪」「にくみ強い不快感を持つこと」という意味、「自己嫌悪」「自分自身を強くにくみ、不快感持つこと」になります。

基本的に、失敗や不幸などにより、自分に自信がなくなり、にくむ様になることに使われます。

「自己憐憫」と「自己嫌悪」の違い

「自己憐憫」「自分自身をかわいそうだと思い、あわれむこと」です。

「自己嫌悪」「自分自身を強くにくみ、不快感持つこと」です。

まとめ

今回は「自己憐憫」「自己嫌悪」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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