「自負している」と「自任する」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「自負している」と「自任する」の違いとは?違い

この記事では、「自負している」「自任する」の違いを分かりやすく説明していきます。

「自負している」とは?

自負しているは、じふしていると読むべき言葉です。

文字で記載されたこの言葉を目にすれば分かる事でしょうが、自分の業績や才能等に自信を持つという意味を有する、自負の漢字に、〜を行っている最中といった意味を持っている、しているの文字を加える事で誕生した言葉となっています。

以上の事から自負しているは、自らの才能や知識等に自信を持っているという意味を示すのです。

つまり現在進行形で、自信がある状態を表現する言葉として使われています。


「自任する」とは?

自任するは、じにんすると読むのが正解な言葉です。

文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、自分の能力が相応しいと思うという意味の自任の漢字に、動作とか行為を実行するといった意味がある、するの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。

だからこそ自任するは、自分の能力がそれに相応しいと考えているや、それは自分の任務であると考える、といった意味を表すのです。


「自負している」と「自任する」の違い

自負していると自任するの文字表記を比較してみると、負していの文字と、任すの文字の違いが存在する事に気付けます。

所が自とるの文字は同じであり、どちらも自分に自信を持っている状態を表現する言葉です。

そのため意味には似ている部分がありますが、ニュアンスの違いを見出す事も出来ます。

まず自負しているは、自分の業績や能力等に、自信や誇りがある状態を示すのです。

もう一方の自任するは、自分にはそれに相応しい能力や才能があると思っている事を表します。

まとめ

2つの言葉には共通する文字があるだけでなく、どちらも自分に対して自信がある状態を指し示す言葉です。

似た様な意味合いを表現する言葉ですが、ニュアンスには相違点があるのでそこを踏まえれば、問題なく使い分けが出来ます。

ちなみに自負しているは、自らの才能とか実績に対して、誇りや自信がある状態を示す言葉として用いられているのです。

対する自任するは、自らの能力や才能等が、相応しいと思っている状態を表す言葉として使われています。

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