「意気投合」と「以心伝心」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「意気投合」と「以心伝心」の違いとは?違い

この記事では、「意気投合」「以心伝心」の違いを分かりやすく説明していきます。

「意気投合」とは?

「意気投合」「いきとうごう」と読みます。

意味は「お互いの気持ちや考え方がぴったりと一致すること」です。

相手と会話しているうちに、お互いの言うことに対して共感できて、親しみを感じる様になることを表します。


「意気投合」の言葉の使い方

「意気投合」は名詞として「意気投合する・した」と使われることが多くなります。

「意気+投合」で成り立っている四字熟語で、「意気」「事をやりとげようとする積極的な気持ち」「気立て・気性」という意味、「投合」「差し入れて一致する」という意味、「意気投合」で、「自分の積極的な気持ちを出して相手と一致すること」、つまり、「お互いの気持ちや考えがぴったり一致すること」になります。


「以心伝心」とは?

「以心伝心」「いしんでんしん」と読みます。

意味は「心の中で思っていることが、声に出さなくても互いに理解しあえること」です。

何も言わなくても、相手の表情や仕草などから考えていることが分かることを表します。

「以心伝心」の言葉の使い方

「以心伝心」は名詞として「以心伝心になる」「以心伝心の関係」などと使われます。

「心を以って心に伝える」と読む漢語で、仏教由来の言葉です。

禅宗の「仏教の神髄、教え、考え方は言葉では言い表せず、無言のうちに師匠から弟子に伝えるのものである」という教えを表す言葉でした。

ここから転じて「言葉を使わなくても、心と心で意思の疎通ができること」として使われる様になりました。

「意気投合」と「以心伝心」の違い

「意気投合」は、「お互いの気持ちや考えがぴったり一致すること」です。

「以心伝心」は、「言葉を使わなくても、心と心で意思の疎通ができること」です。

まとめ

今回は「意気投合」「以心伝心」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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