この記事では、「お日にち」と「日程」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お日にち」とは?
お日にちは、おひにちと読むのが正解な言葉です。
文字表記を見れば理解出来る事でしょうが、日にちの文字の前に平仮名のおを付け足す事で、丁寧に表現した言葉となっています。
だからこそお日にちは、その日や期日、日数等といった意味を表すのです。
もっとも丁寧な言い回しなので、ビジネスシーン等の畏まった場で特定の日を指定したり、ある日までの日数を表現する時に使われていたりします。
「日程」とは?
日程は、にっていと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、一昼夜やひ、太陽等といった意味を持っている日の漢字に、一定の量とかある範囲での決まり等の意味を有する程の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
以上の事から日程は、予め定められた一日の予定や、毎日の予定等を示すのです。
要するに前もって決められている、一日の予定を意味する言葉として用いられています。
「お日にち」と「日程」の違い
お日にちと日程の文字表記を見比べてみると、おとにちに、程という文字の違いがある事に気付けるものです。
逆に言うと、日の漢字は共通しており、どちらも一日を表現する言葉として使用されています。
とはいえ表現する意味には違いがあり、お日にちは、日にちを丁寧に表現した言葉で、その日や日数といった意味を表すのです。
一方の日程は、仕事や行事等において予め決められた一日の予定といった意味を示します。
まとめ
二つの言葉には共通する漢字が存在するだけでなく、どちらも一日を指し示す意味を所有しているのです。
ただし意味合いには相違点があり、お日にちは日にちを丁寧語に変化させた言葉で、期日とかその日といった意味に使われる言葉となっています。
対する日程は、ある一日の予定や毎日の予定といった意味の言葉として用いられているのです。
