この記事では、「育児用ミルク」と「フォローアップミルク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「育児用ミルク」とは?
「育児用ミルク」とは赤ちゃんが母乳の代わりに飲むものです。
赤ちゃんの食事として理想的なのは母乳だとされていますが、様々な理由により充分に母乳を与えられないケースがあります。
そんな時に赤ちゃんに与えるのが育児用ミルクになります。
成分は母乳に似せており、そこに成長に必要とされる色々な成分が加えられています。
「フォローアップミルク」とは?
「フォローアップミルク」は赤ちゃんが食事を食べられるようになった頃に与えるものです。
牛乳の代用品として開発されたもので、小さな子供が牛乳をたくさん飲むのは健康に良くないとのことで、フォローアップミルクを取り入れている人もいます。
離乳食で不足しがちな鉄分などが配合されていますが、必ずしも与えなくてはいけないものではありません。
「育児用ミルク」と「フォローアップミルク」の違い
「育児用ミルク」と「フォローアップミルク」の違いを、分かりやすく解説します。
「育児用ミルク」は母乳の代用品として赤ちゃんが生きていくのに必要な栄養素を含んだものです。
生後すぐから1歳になるくらいまで母乳が足りていない場合に与えます。
「フォローアップミルク」は生後9ヶ月くらいから3歳くらいまでの小さな子供を対象とした牛乳の代用品で、必ずしも必要なものではありません。
「育児用ミルク」の例文
・『被災地では育児用ミルクが不足しているらしい』
・『母乳の出が悪いので育児用ミルクを足しています』
「フォローアップミルク」の例文
・『娘は10ヶ月になったので、そろそろフォローアップミルクを飲ませてみようと思う』
・『フォローアップミルクにも色々な種類がある』
まとめ
育児経験がない人や、年齢が高い人の中には「育児用ミルク」と「フォローアップミルク」を同じものだと思っている人もいます。
どちらも「粉ミルク」ですが、配合されている成分や対象年齢が違うことを覚えておきましょう。
