刀の種類には色々なものがありますが、真剣以外のものは「居合刀」や「模造刀」に分けることが可能です。
この記事では、「居合刀」と「模造刀」の違いを分かりやすく説明していきます。
「居合刀」とは?
「居合刀」とは居合の稽古のために作られた刀であり、真剣を模して作られるものも多く存在します。
居合は元々抜刀術という武芸から派生したものであり、日本刀を鞘に納めた状態から一気に抜刀して敵を倒す技として有名です。
「居合刀」は真剣を模して作られていることから強度もしっかりとしており、演武や競技に使われます。
「模造刀」とは?
「模造刀」とは日本刀を模して作られた道具であり、主に鑑賞用や稽古に使われます。
「模造刀」には色々な種類があり、「模擬刀」、「美術刀」、「居合刀」など様々な目的で使い分けることが可能です。
「模造刀」は真剣とは違う合金を使っているのが特徴であり、基本的に切る能力はほとんどありません。
「模造刀」は亜鉛、銅、アルミニウムなどの合金を材料としており、機械によって作られます。
「居合刀」と「模造刀」の違い
「居合刀」は「模造刀」の一種類であり、こちらは武芸や稽古の際に使われる道具です。
「居合刀」は真剣とは違う合金で作られており、ある程度の練習や稽古に耐えるぐらいの強度が存在します。
「模造刀」の中でも「美術刀」はコレクションとして集める人もおり、最近では刀剣ブームによって人気が高まってきています。
「居合刀」の例文
・『師匠は居合刀を構えて見事な抜刀術を披露しました』
・『その居合刀は中々綺麗なものであり、値段もそこそこなので気に入りました』
「模造刀」の例文
・『模造刀にも色々な種類があり、特に天下五剣を模したものはとても綺麗だと思います』
・『模造刀や美術刀を集めている古美術商から連絡がありました』
まとめ
刀には色々な種類があり、真剣以外のものは「居合刀」や「模造刀」が存在します。
