この記事では、「お大事にしてください」と「お大事になさってください」の違いを分かりやすく説明していきます。
「お大事にしてください」とは?
相手のことをいたわる際に用いられる言葉になります。
相手の健康状態や体調などを気遣い、改善することを願う気持ちを込めて使用します。
「お大事にしてください」の「してください」は丁寧語です。
また「大事」に尊敬語の「お」が付いていることから目上の人に対しても問題なく使用することが可能です。
「お大事になさってください」とは?
相手のことをいたわる際に用いられる言葉になります。
相手の健康状態や体調などを気遣い、改善することを願う気持ちを込めて使用します。
「なさってください」の「なさる」は「する」の尊敬語です。
そのため、非常に丁寧な言葉となり、目上の人に適した表現方法になります。
「お大事にしてください」と「お大事になさってください」の違い
「お大事にしてください」と「お大事になさってください」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉の丁寧さを比較した際、「する」の尊敬語「なさる」を用いた「お大事になさってください」の方がより丁寧な表現方法になります。
どちらも、丁寧な表現方法になるため目上の人に使用しても問題はありませんが、より丁寧さを求められる場合には、「お大事になさってください」を使用します。
また、目上の人だけでなく、そのご家族などに対しても用いることをお勧めします。
「お大事にしてください」の例文
・『決して無理をされないよう、お大事にしてください』
・『1日でも早い回復を願っております、お大事にしてください』
「お大事になさってください」の例文
・『くれぐれも、お体をお大事になさってください』
・『寒い日が続いております、お大事になさってください』
まとめ
以上のように、丁寧さの度合いに違いのある2つの言葉になります。