「agree to」と「agree with」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「agree to」と「agree with」の違い英語

この記事では、“agree to”“agree with”の違いを分かりやすく説明していきます。

「agree to」とは?

“agree to”の意味は以下の通りです。

1つ目は「~に同意する」という意味で、相手の意見と同じであると意思表示することを言います。

2つ目は「~を承知する」「承諾する」という意味で、相手の言い分を受け入れることを言います。

上記に共通するのは「相手の意見を理解して受け入れる」という意味です。


「agree to」の使い方

“agree to”「~に同意する」「~を承知する」という意味で使われます。

“agree”は基本的に「賛成する」という意味で、“I agree. ”だけでも「賛成です」として使える言葉です。

ただし、ビジネスなどで使われる場合、後に続く前置詞によりニュアンスが変化するのです。

“agree to”の場合、「to」「~の方向へ」という意味があるので、相手からの意思表示に対して理解して納得の上、受け入れる様子に使われます。


「agree with」とは?

“agree with”の意味は以下の通りです。

1つ目は「人と意見が合う」という意味で、ある意見に対して2人以上の意見が一致することを言います。

2つ目は「折り合う」「和合する」という意味で、お互い譲歩し合って融合点を見出すことを言います。

3つ目は「~と一致する」「~と符合する」という意味で、2つ以上のものがぴったり合うことを言います。

4つ目は「呼応する」という意味で、数値や数え方などが対応している様子を言います。

上記に共通するのは「相手と同じ状態になる」という意味です。

「agree with」の使い方

“agree with”「人と意見が合う」「折り合う」「~と一致する」「呼応する」などの意味で使われます。

“with”「一緒に」という意味ですので、人や人の意見と一緒である時に使われる言葉です。

「agree to」と「agree with」の違い

“agree to”「相手の意見を理解して受け入れること」という意味です。

“agree with”「相手と同じ意見を持っていること」という意味です。

「agree to」の例文

・『I agree to his proposal. 』(彼の意見を受け入れるよ)
・『They agreed to that change. 』(相手もその変更を承知した)
・『We should agree to their conditions. 』(我々は彼らの条件を受け入れるべきだ)

「agree with」の例文

・『I agree with his plan. 』(私は彼の意見に賛成です)
・『I agree with what you are saying. 』(あなたの言うことに全く同感です)
・『We agree with your conditions. 』(そちらの条件に合意します)

まとめ

今回は“agree to”“agree with”について紹介しました。

“agree to”「相手の意見を受け入れる」“agree with”「同じ意見を持つ」と覚えておきましょう。

英語
違い比較辞典