「also」と「too」の違い(difference)とは?英語を分かりやすく解釈

「also」と「too」の違い英語

“also”“too”はどちらも「~も」「同じく」を意味する英単語ですが、用法が異なるため文章に組み入れる際は注意が必要です。

双方の適切な使い方を学んで、スムーズに使い分けられるようになりましょう。

この記事では、“also”“too”の違いを分かりやすく説明していきます。

“also”とは?

“also”は副詞や接続詞としての役割があり、副詞としては「~もまた」「さらにまた」「同じく」「やはり」といった意味があり、肯定文にて多用されます。

接続詞では「そして」「さらに」「その上」などの意味で使用されています。


“too”とは?

“too”は副詞としての役割を持った単語で、「~もまた」「さらに」「その上」といった意味があり肯定文で多く使用されます。

上記のほかに、「しかも」「~過ぎる」「あまりにも」「本当に」「確かに」「とても」などの意味で使われることもあります。


“also”と“too”の違い

“also”“too”はほとんど同じ意味合いを持った単語といえますが、ニュアンスや使い方に違いがあります。

“also”はどちらかというとフォーマルな表現で、be動詞や助動詞の後ろもしくは動詞の直前に置くことが多く、文末ではなく文中やときに文頭に位置させるのが一般的です。

一方、“too”はカジュアルなイメージがあり、通常は文末に位置させます。

次に、“also”“too”の違いを分かりやすく解説します。

“also”の例文

“also”は副詞もしくは接続詞として使用しますが、少々堅い表現になるため、文語として使用したりフォーマルなシーンで使用したりしましょう。

また、“not only X but also Y”(XだけでなくYも)というイディオムも有名です。

“I also like green tea.”(私も緑茶が好きです)
“I want to make not only apple pie but also chocolate cake.”(アップルパイだけでなくチョコレートケーキも作りたい)
“The lecture was long. Also, it was boring.”(その講義は長かった。その上つまらなかった)

“too”の例文

“too”は副詞として文末に位置させるのが一般的ですが、まれに主語の直後に置く場合もあります。

さらに、“,”(カンマ)を付加すると意味がより強調されます。

気さくな表現になるため日常会話を中心に沢山使用しましょう。

“I like the movie too.”(私もその映画が好きです)
“She wants to go on a trip to Austria, and Hungary, too.”(彼女はオーストリアに旅行したがっており、ハンガリーにも旅行したがっている)
“I, too, study business administration.”(私も、経営学を勉強しています)

まとめ

“also”“too”はほとんど同じ意味合いを持った単語ですが、文章に置く位置や使う状況などに違いがあります。

両者の用法を知ることで、ライティング力やスピーキング力がよりアップすることでしょう。

ぜひ参考にして英語学習に役立ててください。

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