この記事では、“adviser”と“advisor”の違いを分かりやすく説明していきます。
「adviser」とは?
“adviser”には、忠告者、助言者、相談役という意味があります。
忠告者とは、相手の欠点や過ちを指摘する人のことです。
非難しようという意図があって行っているのではなく、間違っているところを正して欲しいので、指摘をしています。
助言者とは、助けになるようなことを言う人です。
朝起きられなくて困っている人がいたとします。
その人に対してある人が「目覚まし時計をいくつか使うといいよ」といいました。
この言ったことが助言で、そういったことを言う人が助言者です。
相談役とは、問題を解決するために相談にのってくれる人です。
離婚を考えている人がいたとします。
離婚をしたいけれど、子どもがかわいそうだろうか、生活するための費用はどうしようかなど、気になることあって一歩を踏み出せません。
そんなとき、この人は別のある人に話しを聞いてもらいました。
この話を聞いてくれる人が相談者です。
ただ話を聞くだけのこともあれば、アドバイスをすることもあります。
もう一つ、指導教師という意味もあります。
学生が進路を相談する人です。
学生の話しを聞き、学生がどうしたいのかを判断して、適切な助言をします。
「adviser」の使い方
“adviser”は数えられる名詞です。
1人の忠告者や助言者を指したいときには、この言葉の前に“an”を使用します。
一般的に人に相談するときは1対1です。
そのため、“two adviser”などとは、あまりしないでしょう。
“adviser”の前に、職業を表す言葉をつけると、~顧問の意味になります。
たとえば、“medical adviser”は顧問医、“technical adviser”は技術顧問です。
「advisor」とは?
“advisor”には、忠告者、助言者、相談役という意味があります。
忠告者は、相手の欠点や過ちを指摘する人です。
悪意があって行っているのではなく、相手がよりよくなって欲しいので指摘をしています。
助言者は、相手の助けになるようなことを言う人です。
相談役は、困っていることなどの話しを聞いてくれる人です。
もう一つ、指導教師の意味もあります。
学生の話しを聞いて進路指導をする人です。
「advisor」の使い方
“advisor”は数えられる名詞なので、この言葉の前に“the”や数字を表す語をつけます。
「adviser」と「advisor」の違い
2つの言葉が指しているものは同じです。
意味に違いはありません。
使用方法もほぼ同じです。
忠告者や相談役などを指して使用したい場合、どちらの言葉を使用しても間違いではありません。
まとめ
どちらの言葉も、指摘をしたり、相談にのってくれたりする人を指しています。
2つの言葉が持っている意味は同じで、使われ方も同じです。