この記事では、「眠る」と「気絶」の違いを分かりやすく説明していきます。
「眠る」とは?
心身の働きが一時的に低下をして、無意識の状態になることをいいます。
心身の働きは低下をしているものの、完全に止まっているのではありません。
物音がしたり、声をかけられたりすれば、それに反応することができます。
夜になると眠くなってきて、布団に入るはずです。
そして、目をつぶってしばらくすると、心身の活動が低下をしてきて無意識の状態になっていきます。
このときの状態をいう言葉です。
夜のこの状態だけでなく、昼間であっても心身の働きが一時的に低下をして無意識の状態であれば、この言葉が意味するものです。
眠っている間には完全に体の活動が停止をしているのではなく、脳では記憶の整理がされたり、体の修復がされたりしています。
「気絶」とは?
短い時間意識を失うことです。
意識を失っているので、外から声をかけても反応がありません。
脳への血流が一時的に低下をすることで、この状態になります。
意識を失っている時間は、10秒程度から長くても3分程度で、数十分も続くことはありません。
脳への血流が長時間止まってしまうと、後遺症を残す可能性があります。
意識は自然と回復をします。
起立性低血圧や低血糖など、何らかの体の不調を持っている可能性があるので、受診をすることが大切です。
「眠る」と「気絶」の違い
「眠る」と「気絶」の違いを、分かりやすく解説します。
前者は、主に体を休めるために行われる活動です。
意識が低下をしているものの、完全に意識がないのではありません。
また、脳へは血液が流れています。
後者は一時的に意識を失うことです。
脳への血流が一時的にストップすることでこの状態になります。
何らかの疾患をかかえている可能性があります。
まとめ
一方は意識が残っていますが、もう一方は意識がありません。
また、一方は正常な活動ですが、もう一方は疾患によって起こります。
