「チャコボール」と「ハイドロボール」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「チャコボール」と「ハイドロボール」の違いとは?違い

水耕栽培における古参と新参園芸土?

この記事では、「チャコボール」「ハイドロボール」の違いを分かりやすく説明していきます。

「チャコボール」とは?

広義でいえば「ハイドロボール」の一種。

核となる部分を多孔質の炭、その周囲をセラミックスで包んで焼き上げたインドア用の観葉植物の育成用園芸土です。

通気・保水・透水性に優れるとともに繰り返して使えるコストパフォーマンスの良さは見逃せません。

室内での観葉植物を育てるにあたり、土を使用する場合よりもカビの発生が抑えられる分利用者の健康にも優れていると言えるでしょう。


「ハイドロボール」とは?

近年は100円ショップでも販売されており、1L以上入ったものが110円と価格破壊。

インドアでの観葉植物栽培の敷居をグッと下げた存在と言っていいでしょう。

元々はオランダ生まれで粘土質の土を1200度の高温で焼いたものです。

高温で焼く事で発泡しているのが特徴。

発泡煉瓦と呼ばれる人工石だと言っていいでしょう。


「チャコボール」と「ハイドロボール」の違い

「チャコボール」「ハイドロボール」の違いを、分かりやすく解説します。

前者は東京都東大和市に本社を置く『インパック株式会社』が販売しているインドア用園芸土です。

主に高知県で伐採されたヒノキやスギのおがくず等を再利用した炭とセラミックスからなります。

後者はオランダ生まれのインドア用園土。

前者と異なる点は粘土を1200度で焼き上げ発泡煉瓦とした点だと言えます。

まとめ

両者ともにハイドロカルチャーで使用するのは共通。

また多孔質である長所を活かしているのは変わりません。

大きく違うのはその成分になります。

前者は炭とセラミックスから成り立つ二重構造なのに対して、後者は粘土を焼いて発泡させた人工石になります。

広義でいえばハイドロカルチャーと言う言葉はハイドロ・水、カルチャー・栽培の意味ですから「チャコボール」「ハイドロボール」の一種。

『インパック株式会社』が販売する独自性を持たせた園芸土だと言っていいでしょう。

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