「申請いたします」と「申請させていただきます」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「申請いたします」と「申請させていただきます」の違いとは?違い

この記事では、「申請いたします」「申請させていただきます」の違いを分かりやすく説明していきます。

「申請いたします」とは?

「申請」は、自分の希望を申し立てて許可や承認を求めることをいいます。

「いたします」は、「する」の謙譲語である「いたす」に丁寧語の「ます」を つけた言葉です。

申請することをへりくだった表現にしています。

「申請いたします」はビジネスシーンでもよく使われる言葉で、上司から承認や許可を得たい場合に使用するフレーズになります。

また、会社が官公庁などの行政機関に申請する場合に使用することもあります。


「申請させていただきます」とは?

「申請させていただきます」は、申請することを遠慮がちにへりくだって表現しています。

「させていただく」は謙譲表現ですが、申請するという行動に対して相手からの許可を得るというニュアンスが含まれています。

「申請してもいいですか」というように相手に直接問いかけているわけではなく、承諾されることを前提とした言い方になっています。


「申請いたします」と「申請させていただきます」の違い

「申請いたします」「申請させていただきます」も申請するという行動をとることは同じです。

「申請いたします」の場合には相手の許可を得ているわけではなく、申請するという事実を伝えています。

「申請させていただきます」の場合には、相手の許可を得ることを前提に申請するという行為を行うことを表しています。

「申請いたします」よりも「申請させていただきます」の方が丁寧な印象があります。

ただし、状況によってはへりくだり過ぎた印象を与えることもあるので注意が必要です。

まとめ

「申請いたします」「申請させていただきます」の違いは、相手の許可を得るというニュアンスが含まれているかどうかにあります。

相手の許可を得て申請するというニュアンスなのは、「申請させていただきます」の方です。

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