この記事では、「それから」と「そのあと」の違いを分かりやすく説明していきます。
「それから」とは?
前に述べたことに続いて、後の事柄が起こることの意です。
その次に、そして、という意味があります。
「スーパーで買い物をして、それから公園に行って子どもを遊ばせた」のような使い方をします。
この例の場合だと、「スーパーで買い物をして」と前に述べた事柄に続いて、その次に「公園にいて子どもを遊ばせた」という後の事柄が起こっている意を表しています。
前に述べた事柄に加えて、後の事柄を示す意もあります。
この意味では「トマトそれからキュウリを買った」というような使い方をします。
「トマトとキュウリを買った」という意味です。
「そのあと」とは?
これから後という意味です。
「その」は、今話に出ている事柄、話に出たばかりの事柄を指す言葉です。
「あと」には時間的にうしろ、以後、という意味があります。
「買い物をして、そのあと友人宅へ向かう」のような使い方をします。
この例の場合だと、「買い物をする」ということが先にあり、この行動をした後に「友人宅へ向かう」という行動をすることを表しています。
「最初に甘い味がします。
そのあとにコクを感じられます」といった使い方もします。
この場合も、時間的にうしろ、以後という意味で用いています。
「それから」と「そのあと」の違い
「それから」と「そのあと」の違いを、分かりやすく解説します。
前に述べた事柄に続いて、後に述べる事柄が起こるという意味では、同じように使われています。
「昼食を食べて、それから買い物に行く」「昼食を食べて、そのあとに買い物に行く」といった使い方ができます。
「それから」は「着替え、それから雨具を忘れずに」のような使い方もしますが、これを「そのあと」に置き換えることはできません。
まとめ
同じような使い方をすることもありますが、一方にはもう一方とは別の使い方もあります。