食品を持ち運ぶ専用の容器として「フードポット」と「スープジャー」があります。
この2つはそれぞれどのようなもので何が違うのでしょうか。
今回は、「フードポット」と「スープジャー」の違いを解説します。
「フードポット」とは?
「フードポット」とは、「保温、保冷性能に優れた食品用の携帯容器」です。
「フードポット」の使い方
食品を中に詰めて持ち運ぶのに使う容器の一種です。
外部の熱が内部に伝わりにくい構造になっており温かい食品は温かいまま、冷たい食品は冷たいまま数時間保てるので朝用意した食事を昼時に適温で食べられます。
おかずなど固形の食品のほかスープなどの液体にも対応する万能容器です。
「スープジャー」とは?
「スープジャー」とは、「スープなどの食品を持ち運ぶのに適した携帯容器」です。
「スープジャー」の使い方
味噌汁やコーンスープなど液体の食品を持ち運ぶのに適した容器を指します。
スープ類は温かいまま飲まないと味が落ちてしまうことから数時間温度を維持できるよう保温性、保冷性に優れるのが特徴です。
持ち運ぶ時に内部のものがこぼれないようパッキンで密閉するなど実用性の高さも便利なポイントです。
「フードポット」と「スープジャー」の違い
「フードポット」と「スープジャー」の違いは「中に入れる食品の種類」です。
「フードポット」はご飯やおかずなど固形の食品を詰めるために使う弁当箱の一種なのに対し「スープジャー」はスープを入れることを前提に作られた魔法瓶の一種です。
本来はご飯やおかずを「フードポット」に入れて味噌汁などの汁物を「スープジャー」に入れる、というのが正しい使い分けになります。
最近はどちらも改良が進んでおり「フードポット」に汁物を入れても「スープジャー」に固形の食品を入れても問題なく使えますが、元々は固形の食品と汁物とで区別されます。
まとめ
「フードポット」と「スープジャー」は中に入れる食品の種類で区別されていましたが、改良が進んだことで現在は区別があいまいになっています。
どんな食品に使えるかは製品ごとに異なるので説明書をよく読んでから使いましょう。