この記事では、「論理的」と「体系的」の違いを分かりやすく説明していきます。
「論理的」とは?
論理的は、ろんりてきと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、議論の筋道とか筋立てといった意味を持っている論理の漢字に、〜の様なや目標等といった意味を有する的の漢字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から論理的は、きちんと筋道を立てて考える様子や論理に関する様を示すのです。
つまり論理法則とか理屈に合っている様という意味で、用いられる言葉となっています。
「体系的」とは?
体系的は、たいけいてきと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、個々が相互に関連し合って全体としての纏まりがあるといったの体系の漢字に、〜に関するとか〜みたいなといった意味がある的の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ体系的は、統一的や系統的といった意味を表すのです。
要するに、個々に独立している要素が一定の秩序に基づいていて、全体として纏まりのある機能を果たすという意味で、使われる言葉となっています。
「論理的」と「体系的」の違い
論理的と体系的の漢字表記を見比べてみると、論理と体系という漢字の違いが存在する事を直ぐに発見可能です。
所が最後の漢字は同じ的という共通点はありますが、表現する意味にも違いがあります。
故にそれぞれの言葉の意味をきちんと把握すれば、問題なく使い分けが可能です。
まず論理的は、論理にかなっている様や筋道を立てて考える様子を示します。
一方の体系的は、独立した要素が互いに連携して全体として纏まった機能を果たす事を表すのです。
まとめ
2つの言葉には共通する漢字があるものの、指し示す意味合いには相違点があります。
そのためそれぞれの言葉の意味をきちんと知れば、使い分けで間違う事はないです。
ちなみに論理的は、しっかりと筋道を立てて考える事、といった意味の言葉として用いられています。
対する体系的は、それぞれ独立した要素が一定の秩序に基づき、全体として纏まった機能を果たすという意味で、使われる言葉です。