「ロックアイス」と「かち割り氷」の違いとは?分かりやすく解釈

「ロックアイス」と「かち割り氷」の違いとは?違い

この記事では、「ロックアイス」「かち割り氷」【かちわりごおり】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ロックアイス」とは?意味

主に、ブランデーやウイスキーに入れるとちょうどいい冷え具合と濃さになって美味しくなるのが「ロックアイス」です。

お酒を水で割るものを対象としており、グラスに「ロックアイス」を入れて、そこに薄めていないブランデーを注ぎ込んだら好みの量の水で薄めて、さっとかき混ぜれば常温でも冷えます。

大きなブロックの氷をアイスピックの先でうまく割ることで、グラスにちょうど入る大きさの氷に割れて、比較的長い時間溶けきらずに使えるのが選ばれるところです。

この氷の始まりは昭和22年で、石油プラント会社が独自の冷凍設備を利用して製氷作りを始めたことからでした。

その後、ハワイのスーパーでは、ブロックした氷が入った袋が売られるようになり、日本でも販売することになったのです。


「かち割り氷」とは?意味

不純物が含まれていない純粋で大きな氷を細かく砕き、レストランやカフェで冷たい飲み物を提供するとき、すぐに使えるよう小さく割ったものを「かち割り氷」【かちわりごおり】と呼びます。

小さくした氷は砕かれた状態であるためジュースや炭酸飲料がすぐに冷えるところが忙しい店ですぐに冷たくした飲み物が提供できると支持されるわけです。

レストランやカフェでは、高さがあるグラスに「かち割り氷」をたっぷり入れてからジュースを入れて軽くかき混ぜて客に提供します。

ファストフード店では紙カップに入れて提供し、かき氷専門店では氷をふわっとした細かな粒子のように削ったものを器に盛り、そこにシロップをかけて提供するわけです。


「ロックアイス」と「かち割り氷」の違い

「ロックアイス」「かち割り氷」の違いを、分かりやすく解説します。

昭和4年、東京江戸川区で石油プラント会社が冷凍設備を利用して製氷作りを開始したことで広まったぶっかき氷は各家庭でお酒に入れて呑むスタイルが流行りました。

その後、昭和48年10月にはこれをヒントにした「ロックアイス」が生まれ、スーパーやコンビニで売られるようになったのです。

もう一方の「かち割り氷」は、「ロックアイス」をさらに細かく砕いた氷であり、ドリンクに馴染み、味にふくらみをもたせるという違いがあります。

かなり細かい氷は常温の飲料をあっという間に冷たくしますが、「ロックアイス」はしだいに溶けえていくので、時間をかけて楽しむお酒に最適なのです。

まとめ

どちらも氷ではありますが、1粒の大きさに違いがあったり、入れるものに違いがありますので、実際に試してみて、奥深い相違点を発見してみるといいでしょう。

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