「詰問」と「質問」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「詰問」と「質問」の違いとは?違い

この記事では、「詰問」「質問」の違いを分かりやすく説明していきます。

「詰問」とは?

相手を責めて厳しく追及をすることです。

「詰」という漢字には問いつめる、なじる、「問」という漢字には、とう、たずねる、といただすという意味があります。

この言葉には「責める」「厳しく」という意味が含まれています。

穏やかに尋ねることではありません。

たとえば、付き合っている人が、自分以外の異性と親しくしているような気がするとします。

あまりいい気分ではありません。

そこで、本当に自分以外の異性と親しくしているのか尋ねてみることにしました。

本当にそうならば許せないので、厳しく問いただします。

「別の人と付き合っているの!」「本当のことをはっきり言ってよ!」このような厳しい態度で問いただしました。

こういった、相手を責めて厳しく問いただすことをいう言葉です。


「質問」とは?

わからないことや疑問に思うことを問うことという意味です。

たとえば、数学の授業を聞いていて、わからないところがあったとします。

授業中には聞きにくかったので、休み時間に先生に聞いてみることにしました。

「○○がわからかなったのですが、これは○○ですか」と尋ねてみました。

これを「質問」といいます。

「好きな食べ物は何ですか」「好きな色は何ですか」「休日は何をしていますか」といったことを尋ねるのも「質問」といいます。

わからないことや疑問に思うことを人に聞くことが、この言葉が意味するものです。


「詰問」と「質問」の違い

「詰問」「質問」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらの言葉にも「問う」という意味が含まれていますが、やや言い合いが異なります。

前者は、問うときの態度が厳しいです。

納得するまで厳しく問いただすことをいいます。

後者には、厳しいという意味は含まれていません。

まとめ

問うという意味を持つ点は同じですが、そのときの態度に違いがあります。

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