「エックス線」と「ガンマ線」の違いとは?分かりやすく解釈

「エックス線」と「ガンマ線」の違いとは?違い

この記事では、「エックス線」「ガンマ線」の違いについて紹介します。

エックス線とは?

エックス線とは波長が1pmから10nmの電磁波で、放射線の一種でもあります。

1895年にドイツの物理学者ヴィルヘルム・レントゲンによって発見されました。

エックス線の由来はアルファベットの「X」です。

「X」は数学で未知数を表すもので、それまで電磁波による放射線は未知の物質だったためエックス線と名付けられたといいます。

エックス線は人体や物体を通り抜けることができ、内部を写せるとして医学の分野で使われるようになりました。

レントゲンはエックス線を発見したことで、ノーベル物理学賞を受賞しています。


ガンマ線とは?

ガンマ線も放射線の一種で、10pmよりも短い波長の電磁波のことをいいます。

1900年にフランスの物理学者ポール・ヴィラールによって発見されました。

その後、イギリスの物理学者であるアーネスト・ラザフォードによってガンマ線と名付けられます。

ラザフォードは、放射線のアルファ線やベータ線を名付けた人物でもあります。

ガンマ線がエックス線に似ていて、もっと短い波長と高い周波数があることを研究によって発見しました。


エックス線とガンマ線の違い

エックス線もガンマ線も放射線の一種で、波長の短い電磁波です。

より波長が短いものをガンマ線と呼んでいますが、明確な定義はありません。

エネルギーが同じであれば、エックス線とガンマ線は全く同じものになります。

しかし、エックス線とガンマ線では発生する仕組みに違いがあり、ガンマ線は原子核が余分なエネルギーを放出するために発生するものです。

それに対して原子核内部が起源ではないものがエックス線になります。

まとめ

エックス線とガンマ線では、波長がより短いものがガンマ線です。

また、発生する仕組みにも違いがあり、原子核内部が起源となるものがガンマ線で原子核内部が起源ではないものがエックス線になります。

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