「しんどい」と「きつい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「しんどい」と「きつい」の違いとは?違い

この記事では、「しんどい」「きつい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「しんどい」とは?

口では「大丈夫」と言っていますが、本当は体力も限界で、気持ちも酷く辛い状態であるとき「しんどい」といいます。

長時間山道を歩いていて足腰が痛いので歩けない状態であったり、筋肉痛なのに動かなければいけないといったときの気持ちを表すのです。

また、付き合っている人に振られて立ち直れないでいたり、眠気が襲ってしっかり勉強できず悩む状態も含まれます。


「きつい」とは?

自分の能力に見合わない仕事していると、厳しい状況に苦しむといった状況で使うのが「きつい」です。

「工場でのきつい仕事だ」というように、気温が高い場所での仕事や、座れない現場の作業は本当に大変という意味で使われています。

ときに、外回りばかりの営業職は体力にも堪えて辞めたくなるときの感情を表すのです。

また、売上げが悪い状況のとき「今月はきつい」といった使い方もします。


「しんどい」と「きつい」の違い

「しんどい」「きつい」の違いを、分かりやすく解説します。

体力がかなり消耗している状態であるのに、まだ動かなければならない状況であるため辛いと思う気持ちを表すのが「しんどい」です。

もう動きたくないと思うのに仕事を頼んでくる人に対して、苛立ちと諦めの気持ちを表します。

もう一方の「きつい」は、厳しい状態であると伝える際に使う感情表現です。

重い物を持って手が痛いとか、仕事が終わらず時間的に厳しい状況を表します。

「しんどい」の例文

・『今日は気温が高いので、長時間走るのはしんどい』
・『朝から店長に怒鳴られてかなりしんどい』

「きつい」の例文

・『建築現場での資材運びは重くて体力的にきつい』
・『きつい作業を朝からやらされて、もう足腰が立たない』

まとめ

本当に体に負担がかかり、疲れている様子を表す感情表現ができる言葉を取り上げました。

どういった状態で使うか勉強すれば、より大変さが伝わるでしょう。

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