この記事では、「釜揚げしらす」と「しらす干し」の違いを分かりやすく説明していきます。
「釜揚げしらす」とは?
水揚げされたばかりの生しらすをゆでたものです。
しらすとは、イカナゴ・カタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシなどの稚魚をいいます。
生の状態のものは透明感のある白色をしています。
ゆでると透明感はなくなり、白い色になります。
水分量は75〜88%程度です。
水分が多いものは傷みやすく、冷蔵庫で保管をする場合は2〜3日ていどで食べきるようにします。
しょうゆをかける、パスタの具材にする、ごはんにかける・混ぜる、野菜と和え物にするなどして食べられています。
「しらす干し」とは?
水揚げしたしらすをゆでた後に、天日干しをしたり、機械で乾燥させたりしたものです。
白っぽい色をしています。
水分量は65〜72%ほどです。
カリカリな状態になるまでは乾燥させておらず、ややしっとりとしています。
水分量がやや多いので、あまり日持ちはしません。
冷蔵庫で保管をする場合は、5〜7日ていどで食べきるようにします。
しょうゆをかける、パスタの具材にする、野菜炒めにする、和え物にするなどして食べられています。
「釜揚げしらす」と「しらす干し」の違い
「釜揚げしらす」と「しらす干し」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは加工方法が違います。
前者は、水揚げされたばかりの生しらすをゆでたものです。
これを天日干ししたり、機械で乾燥させたりしたものが後者です。
水分量は前者の方が多いです。
そのため、食感は前者の方がふっくらしています。
また、水分が多いと傷みやすく、前者は後者に比べて早く食べきらなければなりません。
食べ方はどちらも同じようなもので、しょうゆをかける、ごはんにかける・混ぜる、炒め物にするなどして食べられています。
まとめ
2つは加工方法が違い、一方は水揚げされた生しらすをゆでたもの、もう一方はこれを乾燥させたものです。