この記事では、「除外」と「切捨てる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「除外」とは?
「その範囲に入らないものとして取り去ること」という意味です。
例えば、「幼児は料金の対象から除外する」という文では、幼児は料金を払う必要がないということを表しています。
また、「除外」は、数学や論理学などの分野でも使われます。
例えば、「AとBの和集合からCを除外する」という文では、AとBに共通に含まれるCを取り除くということを表しています。
このように、「除外」は、ある条件や基準によって、不適切なものや不要なものを排除するというニュアンスがあります。
「切捨てる」とは?
「切り取ってその部分を捨てる」という意味です。
例えば、「枝を切捨てる」という文では、枝を切り落として処分するということを表しています。
また、「切捨てる」は、無益なものや不要なものを捨て去るという意味でも使われます。
例えば、「弱者を切捨てる」という文では、弱者を見捨てて放置するということを表しています。
さらに、「切捨てる」は、数学の分野でも使われます。
例えば、「小数点以下を切捨てる」という文では、小数点以下の端数を無視するということを表しています。
このように、「切捨てる」は、ある部分や要素を切り離して捨てるというニュアンスがあります。
「除外」と「切捨てる」の違い
「除外」と「切捨てる」の違いを、分かりやすく解説します。
「除外」は、その範囲に入らないものとして取り去ることであり、ある条件や基準によって排除するという意味で使用可能です。
その一方で、「切捨てる」は、切り取ってその部分を捨てることであり、ある部分や要素を切り離して捨てるという意味で使用可能です。
「除外」の例文
・『幼児は料金の対象から除外する』
・『この問題は難しすぎるので、テストから除外した』
「切捨てる」の例文
・『邪魔な枝を切り捨てることにした』
・『彼は過去の失敗を切捨てることはできなかった』
まとめ
「除外」と「切捨てる」は似ているようで違う言葉です。
不要なものを排除する「除外」とある部分や要素を排除する「切捨てる」という形で、それぞれの言葉は使用されます。
