「ビザ」と「パスポート」の違いとは?分かりやすく解釈

「ビザ」と「パスポート」の違いとは?違い

海外旅行で必要になるのが「ビザ」「パスポート」です。

これがないと日本から出国できませんが、この2つはそれぞれ何のために使うものなのでしょうか。

今回は、「ビザ」「パスポート」の違いを解説します。

「ビザ」とは?

「ビザ」とは、「渡航先の国への入国を認める査証」のことです。


「ビザ」の使い方

入国するために必要な入国許可証のようなものです。

外国に行くためには事前に渡航予定の国から審査を受け入国しても問題ない人物であると認められる必要があります。

入国しても問題ないことを証明する書類が「ビザ」です。

国家が外国人に対して発行する証書の一種で過去の犯罪歴や属性などを判断し個別に発行されます。

他国に入国するには基本的に事前に申請して「ビザ」を取得しなくてはいけませんが国家間で協定を結んでいる場合は滞在日数や目的など一定の条件を満たす人に限り「ビザ」無しでの入国が認められます。


「パスポート」とは?

「パスポート」とは、「国家が国民に対して発行する海外渡航用の身分証明書」です。

「パスポート」の使い方

海外に渡航できるのは身元がしっかりした人にのみに限られます。

自国から出る時や外国に入国する時には必ず身元が確認され、出入国時のチェックで使用する身分証明書が「パスポート」です。

「ビザ」と「パスポート」の違い

渡航先の国が発行する入国を認める証書が「ビザ」、出入国時に必要な身分証明書が「パスポート」という違いで区別されます。

海外旅行には行く予定の国が発行する「ビザ」と国籍がある国が発行する「パスポート」の両方が必要です。

「ビザ」の例文

・『ビザを申請するため大使館に行く』
・『2週間までならビザなしで入国できる』

「パスポート」の例文

・『入国審査でパスポートをチェックされた』
・『パスポートを忘れたら出国できない』

まとめ

「ビザ」「パスポート」はどちらも海外渡航に必要ですが役割も発行元も全く異なる別物です。

どちらか一方でも忘れると外国に行けないので渡航前にきちんと準備しておきましょう。

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