この記事では、「ウワミズザクラ」と「ウワズミザクラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ウワミズザクラ」とは?
「ウワミズザクラ(上溝桜・上不見桜)」とは、バラ科ウワミズザクラ属に分類されている落葉高木のことを表しています。
「ウワミズザクラ」は日本固有種です。
名前の由来は、「ウワミズザクラ」の木に溝を彫って、占っていたことからきています。
樹高は15m、幹の径は50㎝くらいあります。
葉は互生の単葉、長楕円形で縁は鋸歯です。
「ウワミズザクラ」の開花時期は4月〜5月頃で、総状花序の5弁花の白色の小花が多数咲きます。
そして、8月〜9月頃に果実ができ、赤色から濃紫色に熟します。
果実は果実酒に加工されます。
また、蕾が薬用に用いられています。
さらに、材木としても利用されています。
「ウワミズザクラ」の別称には、「ウワミゾ」、「コンゴウザクラ」などがあります。
また、「ウワミズザクラ」の英語表記は「Japanese bird cherry」、「Gray’s bird cherry」などになります。
「ウワズミザクラ」とは?
「ウワズミザクラ」は前述の「ウワミズザクラ」の誤った表記です。
「上澄み(うわずみ)」の言葉と似ているので、混じってしまったのかもしれません。
従って、「ウワズミザクラ」ではなく、「ウワミズザクラ」が正しい表記になります。
「ウワミズザクラ」と「ウワズミザクラ」の違い
「ウワミズザクラ」と「ウワズミザクラ」の違いを、分かりやすく解説します。
「ウワズミザクラ」は「ウワミズザクラ」の誤表記(誤記)で、「ウワミズザクラ」が正しい表記になります。
「ウワミズザクラ」と「ウワズミザクラ」にはこのような違いが見られます。
まとめ
今回は「ウワミズザクラ」と「ウワズミザクラ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「ウワミズザクラ」と「ウワズミザクラ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。