この記事では、「猥雑」と「猥褻」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「猥雑」とは?
下品きわまりない淫らな行為を「猥雑」【わいざつ】といいます。
複数の人が下品な下着姿で大きく股を広げたり、いやらしい言葉を大きな声で言っては喜ぶという姿を指すわけです。
入り乱れては人を不快にするほど品のない行動を指す「猥」と、色々と入り乱れている「雑」を掛け合わせています。
思わず目を覆いたくなるほど卑劣極まりない行動を見せる人の様という意味がある言葉です。
「猥褻」とは?
いやしく、淫らな行為する人を「猥褻」【わいせつ】といいます。
何人も見ている前で服を脱いではいやらしい仕草してみたり、ポーズして喜ぶ行為を指すのです。
また、電車内で性器を出して喜ぶ、いやらしい雑誌を見ながら腰を振るという行為は「公然猥褻罪」となり、法に引っかかります。
また、公然の前で性欲を満たす行動したり、求めてもいない人の性欲を刺激して喜ぶことを指す言葉です。
「猥雑」と「猥褻」の違い
「猥雑」と「猥褻」の違いを、分かりやすく解説します。
人前で下品な行為することを「猥雑」といい、何人も入り乱れて卑猥な行為してみせます。
もう一方の「猥褻」は人に対して性的に刺激する行為しては嫌悪感を抱かせ、淫らにいやらしい行動して羞恥心を抱かさせる行為を指す言葉です。
どちらも性欲を満たすことには変わりはありませんが、何人もの人がいやらしいと感じる行動するのが「猥雑」で、1人でも性欲を満たす行為するときは「猥褻」といいます。
「猥雑」の例文
・『大学の下宿先で大勢の猥雑行為を見てしまった』
・『広場では男女の猥雑な行為が繰り広げられていた』
「猥褻」の例文
・『電車内での猥褻行為で捕まった弟に9年の刑が言い渡された』
・『校内で淫らな行為した生徒は公然猥褻罪で刑が確定した』
まとめ
とても似ている行為しては人に対して嫌悪感を与える行為について2つご紹介しました。
どのような行為であるか画像や資料で調べてみるといいでしょう。