「寒天」と「ゼリー」の違いとは?分かりやすく解釈

「寒天」と「ゼリー」の違いとは?違い

植物性と動物性の違い?

マーガリンとバターに似た関係?この記事では、「寒天」「ゼリー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「寒天」とは?

海藻で知られる事で有名。

「テングサ」と呼ばれる種類の海藻を使用します。

基本的には「テングサ」を煮出して寒天液を抽出。

それを冷やしたものがいわゆるところてんです。

ところてんをさらに冷凍させる事によって水分を飛ばしたものが「寒天」だと言っていいでしょう。

昔ながらの製法で作られた「棒寒天」「糸寒天」のほか、「粉寒天」も存在します。

「粉寒天」は100%テングサからできていない事は余り知られていません。

オゴノリと呼ばれる別の海藻を入れて完成します。


「ゼリー」とは?

大流行した異世界小説『本好きの下剋上』では「ゼリー」のもとである「ゼラチン」を作るのに豚を解体せねばならず難儀する主人公の姿が見られました。

当然ながら動物性なのが「ゼラチン」であり、それを冷やして固めたのが「ゼリー」になります。

動物のコラーゲンから抽出され、「寒天」同様に顆粒、粉、板など様々な形状が「ゼラチン」には存在します。

『ハウス食品』の「ゼリエース」は有名なゼリーの素として半世紀近い歴史を誇り、作った経験がある方も多いのではないでしょうか。


「寒天」と「ゼリー」の違い

「寒天」「ゼリー」の違いを、分かりやすく解説します。

「寒天」はテングサ由来の植物性であり、テングサを煮てところてんを作ったうえでさらにそれを冷凍乾させたものです。

近年では「粉寒天」が介護食、汁物にトロミをつけて誤嚥を防ぐ目的で注目され使用される事も多くなりました。

「ゼリー」は動物の腱や骨などを煮こんで抽出した「ゼラチン」を冷やして固めた動物性のものです。

「寒天」は原料を煮てところてんを作り、それを乾燥させる3つの工程から出来上がります。

「ゼリー」は原料を抽出してできた「ゼラチン」を調味した2つの工程という点でも違いがあると言っていいでしょう。

また動物性だけに固まるのに時間がかかり、温度が高いと溶け始めるのも「ゼリー」の特徴になります。

まとめ

「寒天」は海藻であるテングサを似た寒天液から作られたところてんを冷凍、乾燥させたもので様々な形態があると言っていいでしょう。

「ゼリー」は動物の腱や骨から抽出した「ゼラチン」を調味して固めたものになります。

お湯に溶かして戻す点では「寒天」「ゼラチン」が類義語になるため「ゼリー」とは別ものだと言っていいでしょう。

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