「駄目」と「無理」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「駄目」と「無理」の違いとは?違い

この記事では、「駄目」「無理」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「駄目」とは?

やってはいけないと相手に伝えるとき「駄目」【だめ】と伝えます。

その行動すれば危険なことが起きるので「やめなさい」と強く注意するとき使うのです。

他の意味では「これは使えないから駄目」と役に立たなかったと伝えます。

また、「こいつは駄目な奴だ」といかに使えない者であるか伝えるときにも使われている言葉です。

主に、実行するのは無理、やってはいけないと相手に注意を促す場面でも使います。


「無理」とは?

出来ないと思う状況ではあえてやり過ごすことを「無理」【むり】といいます。

「無理しない」というように、それ以上やれば疲れてしまうと思うのであれば頑張り過ぎないように生きるのもストレスを抱えません。

また、「無理な言いがかり」というとどう考えてもこちら側が悪くないのに、相手が攻めてくるのは現実的ではなく、道理に合わないという意味で使うわけです。


「駄目」と「無理」の違い

ここでは「駄目」「無理」の違いを、分かりやすく解説します。

これをやると危険な目に遭うと予想できる状況で「やっては駄目」と相手に注意します。

また、「こんな小さな道具では駄目だ」と問題解決には使えない物であると伝えるのです。

もう一方の「無理」は、実行するには能力と金銭的にも割に合わないという状況で自分の気持ちを伝えます。

「無理な相談は受け付けない」と自分が経験していないことや、難しい問題解決の悩みは受け付けられないと伝えるのです。

「駄目」の例文

・『公園で凧揚げして遊ぶのは駄目と管理者に注意された』
・『半年もかけて育てたのに、葡萄がすべて駄目になってしまった』

「無理」の例文

・『道路を拡張するので、来週までに引っ越せとは無理な話だ』
・『無理でも今日中には京都に行き、複数の観光地を巡りたい』

まとめ

自分には難しいと思う場面で使う言葉ではありますが、相手にやってはいけないと阻止するとき使うか、これ以上は出来ないと伝えるとき使うとの違いがあると覚えるといいでしょう。

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