この記事では、「炒り卵」と「そぼろ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「炒り卵」とは?
鶏卵に塩・砂糖・みりんなどの調味料を混ぜ合わせ、フライパンなどの調理器具に卵を流し入れ、箸で崩しながら炒めてパラパラな状態にした食べもののことです。
卵焼きやオムレツのような、ひとまとまりのものにはなっていません。
卵を箸で崩しながら炒めて、パラパラとした粒状にします。
箸を4本使ったり、泡だて器を使ったりすると、うまく作れます。
これだけで食べることは少なく、ごはんにかけたり、混ぜ合わせたりして食べることが多いです。
ごはんに加えることで、彩をそえることができます。
使用する調味料は家庭によって異なります。
しょっぱいものを好む人もいれば、甘いものを好む人もいます。
「そぼろ」とは?
魚、エビ、肉などをゆでたり炒めたりしてほぐしたもの、また鶏卵をパラパラな粒状に炒めたものです。
牛肉を使ったもので説明をします。
フライパンにサラダ油をひき、牛ひき肉と砂糖やみりんなどの調味料を入れ、火にかけながらかき混ぜてほぐします。
このときに、牛ひき肉がパラパラになるようにします。
汁気がなくなったら完成です。
これだけで食べることは少なく、ごはんにかけたり、他の具材と組み合わせたりします。
かぼちゃと組み合わせて煮たものは「かぼちゃのそぼろ煮」といい、あんかけにしたものは「そぼろあんかけ」といいます。
「炒り卵」と「そぼろ」の違い
「炒り卵」と「そぼろ」の違いを、分かりやすく解説します。
後者は、肉、魚、エビなどをゆでたり炒めたりしてほぐしたものをいいます。
後者の中に前者が含まれます。
前者は卵を使ったものだけを指しています。
どちらも、パラパラとした粒のような状態に仕上げているところが同じです。
まとめ
「そぼろ」の一種が「炒り卵」です。
一方は肉や魚などを使ったものも指しますが、もう一方は卵を使ったものだけを指します。