この記事では、「メロディックパンク」と「メロコア」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「メロディックパンク」とは?意味
“Melodic Hardcore Punk”(メロディックハードコアパンク)の略である「メロディックパンク」は、アメリカで1980年代に誕生した音楽です。
元はハードコアバンクであったものが、新しい分野の音楽を求めて派生していきます。
テンポが良いビートを刻むのが特徴的であり、そこに人の心を掴む哀愁を感じさせる歌が合わさります。
たいていは1分から2分で曲が終わるのがこの曲に見られるところで、1990年代以降に多くの人を魅了したパンクロックに分類されるポップパンクという意味があります。
日本には1990年代末に入ってきて、ハイ・スタンダードが流行りました。
若者の間では「メロコア」とも呼び、パンク同様に人気を集めたのです。
「メロコア」とは?意味
西海岸のバッドレリジョンが発売したサファーがまさに「メロコア」を生み出した元であり、その後、メンバーが運営する事務所から1990年代以降に多くのパンクバンドが誕生しています。
この音楽はリフが中心になっていて、テンポとスピードに歌がのるようにして歌い上げるところに多くの人を魅了するわけです。
そして、ファンとの距離を考えて、より近い場所で歌うことを意識するために小規模のライブハウスで演奏してまわります。
あえて大手のレコード会社に所属することなく、自らが作り上げていくところにファンを惹きつけて増やします。
「メロディックパンク」と「メロコア」の違い
ハードコア由来で作られているのが「メロコア」であり、海外ではかなりコア要素が強く仕上がっています。
日本では、ハードコア要素が薄く、ポップスのように聞こえるのが魅力的です。
ポップ化したことでハードコアとは別物として誕生したのが「メロディックパンク」になり、独特なメロディーを入れて作り上げたのが「メロディックパンク」になります。
この曲を生み出したのは東海岸のラモーンズであり、西海岸とはまた違った仕上がりとなっているわけです。
まとめ
個性的で独創的な音楽を2つご紹介しました。
一度聴いてみて、どちらが自分に合うか実際に聴いてみて、気に入った方を追求してみるといいでしょう。