この記事では、「思います」と「考えます」の違いを分かりやすく説明していきます。
「思います」とは?
「思います」の「思う」は情緒的、感情的な思考があります。
何かについて、不満や嬉しいといった気持ちの感情を表現する際、「思う」を用います。
例えば、「不満に思う」や「嬉しく思う」です。
この言葉を丁寧にしたものが「思います」になり、「不満に思います」や「嬉しく思います」といった形で使用します。
このように、自分の意思を丁寧に表現したものが「思います」になります。
そのほか、「思います」の場合、一時的なことが多く、自分の意思ではコントロールが難しいことも少なくありません。
「考えます」とは?
「考えます」の「考える」には、論理的、理性的な思考があります。
何か原因を解明したり、対策を練ったりすることが「考える」となります。
その「考える」を丁寧にした表現方法が「考えます」になります。
そのほか、「考えます」の場合、継続的なことが多く、ある程度自分の意志でコントロールができるものを意味します。
つまり、自分自身が持つ知識や経験などを活かし道筋を立てることを意味する言葉になります。
「思います」と「考えます」の違い
「思います」と「考えます」の違いを、分かりやすく解説します。
例えば、「私も成功すると思います」の場合、自分の意志、気持ちを意味する言葉になります。
一方、「私も成功すると考えます」の場合は、成功するとことに対し自分自身が持つ知識や経験などから道筋を立てた意見になります。
感情的に表現したものなのか。
それとも、理論的に表現したものなのか。
その点に違いがあります。
「思います」の例文
・『私も、その方法でうまくいくと思います』
・『彼の気遣いには、毎回、嬉しく思います』
「考えます」の例文
・『今度こそ成功する案を考えます』
・『同じ失敗をしないように、もう一度考えます』
まとめ
以上のような違いに注意し、「思います」と「考えます」を使い分けることが大切です。
