この記事では、「外勤」と「内職」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外勤」とは?
「外勤」は「がいきん」と読みます。
意味は、「会社・組織で、事務所から出て得意先や見込み客、支店や工場などを回ってする仕事を担当する人」です。
相手の元へ行って、商談や打ち合わせ、集金や修理などを行う仕事です。
たまに外出するのではなく、仕事の性質上外出しないと業務ができない職種のことです。
「外勤」の言葉の使い方
「外勤」はビジネス用語として「外勤になる・なった」「外勤の社員」などと使われます。
「外」は「そと」とも読み「物の表側」「ある範囲から離れた外側」という意味、「勤」は「つと(める)」とも読み「力を尽くしてつとめはげむ」「勤め先で仕事をする」という意味、「外勤」で「事務所から離れた場所で仕事する役割のこと」になります。
「内職」とは?
「内職」は「ないしょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「本職とは別に、副収入を得るためにする仕事」という意味です。
2つ目は「主婦などが、家計の助けにするために、自宅でする単価性の仕事」という意味です。
3つ目は「授業中・講義中などに、隠れて別の勉強などをすること」という意味です。
「内職」の言葉の使い方
「内職」はビジネス用語として「内職する・した」「主婦の内職」などと使われます。
「内」は「うち」とも読み「ある範囲の中の部分」「組織や国の中」「家庭」という意味、「職」は「本分として担当すべき役目や任務」「暮らしのためにする仕事」という意味、「内職」で「本来の役割以外にする、暮しのためにする仕事」になります。
「外勤」と「内職」の違い
「外勤」は「事務所から離れた場所で仕事する役割のこと」です。
「内職」は「本来の役割以外にする、暮しのためにする仕事」です。
「外勤」の例文
「外勤」の例文は以下の通りです。
・『保険会社で外勤になる』
・『GPSがあるので外勤でもサボれない』
「内職」の例文
「内職」の例文は以下の通りです。
・『夜にネットで内職する』
・『内職が会社にバレる』
まとめ
今回は「外勤」と「内職」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。