「連絡した次第です」と「ご連絡させていただく所存です」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「連絡した次第です」と「ご連絡させていただく所存です」の違いとは?違い

この記事では、「連絡した次第です」「ご連絡させていただく所存です」の違いを分かりやすく説明していきます。

「連絡した次第(しだい)です」とは?

まず、「次第」には「物事が行われるときの一定の順序」「今まで経過してきた状態」「成り行き」「物事がそうなるに至った理由や事情、わけ」など多くの意味を含める言葉です。

「○○で連絡した次第です」とすることで、「○○の理由で連絡しました」というニュアンスを表すことができます。


「連絡した次第です」の使い方

「連絡した次第です」は連絡した理由を説明するときに使われています。


「ご連絡させていただく所存(しょぞん)です」とは?

まず、「させていただく」は自分の「する」という行為をへりくだった謙譲語表現です。

そして、「所存」には「考え」「心に思うところ」という意味が含まれています。

したがって、「ご連絡させていただく所存です」「連絡しようと思っています」などのニュアンスを表す敬語表現になります。

「ご連絡させていただく所存です」の使い方

「ご連絡させていただく所存です」は連絡する考えであることを相手に伝えるときの敬語表現として使われています。

「連絡した次第です」と「ご連絡させていただく所存です」の違い

「連絡した次第です」は前の文に連絡するに至った理由を付け加えることで、「○○の理由により連絡しました」という意味合いを表す敬語表現になります。

一方、「ご連絡させていただく所存です」「連絡する考えであること」という意味合いを表す敬語表現になります。

「連絡した次第です」の例文

・『今しがたトラブルの発見がございましたので連絡した次第です』

「ご連絡させていただく所存です」の例文

・『方針が決定した後ご連絡させていただく所存です』

まとめ

「連絡した次第です」は連絡した理由を相手へ説明するときに用いられるフレーズ、「ご連絡させていただく所存です」は連絡する考えにあることを相手へ伝えるときに用いられるフレーズということでした。

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